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リンパ腺の痛み

リンパ腺が腫れる・痛む・グリグリとしたしこりができて押して痛みを感じるなどの症状があれば、体が病原菌と戦っている証です。

痛みや腫れを感じなくても、腕や脚などのリンパ管が赤い筋となって見えることもあります。
これも同じく、リンパ腺が病原菌と戦っている証拠と言えます。

全身に約600〜800個存在すると言われるリンパ腺は、細菌やウイルスが体内に侵入するとリンパ球や白血球がすばやく反応して攻撃します。
こうした攻撃時にも腫れや痛みを引き起こすのですが、病原菌の方が強い場合は、この体の防衛システムをくぐり抜けてリンパ管に侵入し、やがてリンパ節に到達します。
ここでリンパ節が攻撃を起こすと、またそれが腫れや痛みといった症状を伴うのです。

だいたい痛みを伴うようなリンパ腺の原因は感染症である場合がほとんどです。
リンパ節炎のような場合は抗生物質の投与が効果的ですが、通常の免疫機能の自然反応であれば、1〜2週間ほどで腫れや痛みが治まります。
しかし、悪性リンパ腫のような場合は痛みを伴わないしこりができるので、注意が必要です。

リンパ腺の腫れや痛みで考えられる病気

リンパ腺が痛みや腫れを起こす場合、どんな病気が考えられるのでしょうか。

例えば耳の周辺の痛みや腫れは、外耳炎・中耳炎・内耳炎、顎の下の場合は口内炎・虫歯・喉や口腔の病気が考えられます。
虫歯などは一見リンパ腺と関係ないように思えますが、治療をするとこうした痛みや腫れも治まります。
また、リンパ腺は慢性的な肩こりで腫れる場合もあります。

首はリンパ腺が腫れやすい場所でもあり、一般的な風邪でも炎症が起こる場合がありますが、通常数日で治まります。
首の両側のリンパ腺の腫れは結核も考えられますが、この場合はほとんど痛みがないようです。
痛みを伴わないしこりは、悪性リンパ腫の可能性も考えられます。
この場合、首の片側だけ腫れるといった症状が多いようです。
こうした悪性のリンパ腫が怖いのは転移であり、例えば鎖骨の上のリンパ腺の痛みや腫れは胃がんの転移や肺がんの転移も考えられます。

リンパ腺は全身に張り巡らされているため、転移すると全身のリンパ腺に次々と痛みや腫れを伴います。
痛みのないしこりが次第に大きくなり、発熱や体重の減少、寝汗や皮膚掻痒感がある場合はすぐに病院を受診することをおススメします。


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